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イタズラな満月(フルムーン)
第3章 1st moon…ユトとの契約
「頼んで良い?」
「説明しないで実体化させるからだよ。契約もまだなくせに。」
「悪かったって、日が昇ったらちゃんと説明する。」
そう言うと、雅を店内の奥に連れて行き、休ませるお婆さんとユト。その関係は何とも訳ありのようにも、とても信頼している間柄のようにも見えた。
「ユト!」
「何だよ、ジェーナ!」
「この子、この場所のことは教えてあるのかい?」
「いや?全く。」
それを聞いた【ジェーナ】と呼ばれたお婆さんは、やれやれと言わんばかりに雅の頭をなでた。
「全く、あんたも災難だね。ユトがバディなんて。」
「何か言った?!」
「いや、何にも?」
クスリと小さく笑うと額に手をかざし、ぽぅ…と、パワーを送った。
「説明しないで実体化させるからだよ。契約もまだなくせに。」
「悪かったって、日が昇ったらちゃんと説明する。」
そう言うと、雅を店内の奥に連れて行き、休ませるお婆さんとユト。その関係は何とも訳ありのようにも、とても信頼している間柄のようにも見えた。
「ユト!」
「何だよ、ジェーナ!」
「この子、この場所のことは教えてあるのかい?」
「いや?全く。」
それを聞いた【ジェーナ】と呼ばれたお婆さんは、やれやれと言わんばかりに雅の頭をなでた。
「全く、あんたも災難だね。ユトがバディなんて。」
「何か言った?!」
「いや、何にも?」
クスリと小さく笑うと額に手をかざし、ぽぅ…と、パワーを送った。