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イタズラな満月(フルムーン)
第18章 special moon…右にあなたを、左に君を。
「待たせたな…カロン…」
「これ…」
「五年…経った今でも僕のこと…変わらず愛してくれているなら受け取って欲しい」
「…ヌエバ…?」
「相変わらずだな…」
そっと抱きしめたヌエバはそっとジェーナに囁いた。
「カロン…帰ろう?僕らの居るべき場所に…エスパシオ様には僕が説得する。」
「説得って…」
「カロン…君が居てくれるなら僕は何だって出来る。あの日から僕の時間は止まったままだから。そろそろ…互いの時計を進めないか?」
「ルー…プッ」
「結婚しよう…」
そう伝えるとそっと体を離すと額に唇を重ね、ヌエバは優しく笑いかけた。
「泣くなよ、…ほら…」
「ループ…ッ私で…私でいいの?」
「クスクス…カロンじゃなきゃ僕は意味がない。」
そう返事をしてヌエバはそっと唇を重ね、ジェーナもまた、それに答えた。
「これ…」
「五年…経った今でも僕のこと…変わらず愛してくれているなら受け取って欲しい」
「…ヌエバ…?」
「相変わらずだな…」
そっと抱きしめたヌエバはそっとジェーナに囁いた。
「カロン…帰ろう?僕らの居るべき場所に…エスパシオ様には僕が説得する。」
「説得って…」
「カロン…君が居てくれるなら僕は何だって出来る。あの日から僕の時間は止まったままだから。そろそろ…互いの時計を進めないか?」
「ルー…プッ」
「結婚しよう…」
そう伝えるとそっと体を離すと額に唇を重ね、ヌエバは優しく笑いかけた。
「泣くなよ、…ほら…」
「ループ…ッ私で…私でいいの?」
「クスクス…カロンじゃなきゃ僕は意味がない。」
そう返事をしてヌエバはそっと唇を重ね、ジェーナもまた、それに答えた。