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イタズラな満月(フルムーン)
第3章 1st moon…ユトとの契約
「そうそ!その姿!…あれ、ちょっと待って…?」
「なんだよ、一体」
「猫…?人?…どっち?!」
「どっちもオレ。間違いじゃねぇよ?」
そういうと、棚の上にひょいっと乗るユト。話をし始めた。
「昨日言い忘れて。契約しないと。」
「契約?」
「そ。契約。」
「契約って何するの?」
「ちょっとお待ち。リスクを話さなきゃいかんだろう。」
そう割って入るのはやはりジェーナだった。そのジェーナが、説明をする。
「さっき言ったリスクという面だがね。お嬢ちゃんの大事なもんを貰わなならん。」
「大事なもの?」
「あぁ。」
「それって何ですか?」
「貰うもんは規約で決まっとる。」
そう言いかけた言葉を遮るようにユトは人型になると手を伸ばした。
「なんだよ、一体」
「猫…?人?…どっち?!」
「どっちもオレ。間違いじゃねぇよ?」
そういうと、棚の上にひょいっと乗るユト。話をし始めた。
「昨日言い忘れて。契約しないと。」
「契約?」
「そ。契約。」
「契約って何するの?」
「ちょっとお待ち。リスクを話さなきゃいかんだろう。」
そう割って入るのはやはりジェーナだった。そのジェーナが、説明をする。
「さっき言ったリスクという面だがね。お嬢ちゃんの大事なもんを貰わなならん。」
「大事なもの?」
「あぁ。」
「それって何ですか?」
「貰うもんは規約で決まっとる。」
そう言いかけた言葉を遮るようにユトは人型になると手を伸ばした。