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イタズラな満月(フルムーン)
第4章 2nd moon…見せた弱み。
『でも何で…久我君だけなの?』
『そりゃ、アリスが好きな相手だから』
『それだけ?』
『だから言ったろ?想い寄せる相手にキスして貰わなきゃアリス蘇れないんだって。姿見えない奴にどうキスすんだよ。』
そう言うユトはぴょんっとベッドの縁に飛び乗った。毛繕いをしながらも、リンッと心地よい響きを奏でていた。
『でも、本当にユト君、猫型と人型と全然違うよね…』
『うるせぇなぁ。』
『うるせぇって、口調は人型なら聞き慣れること出来そうな感じなのに。猫の姿だと…ギャップが…ね。』
そう言いながらも、雅はユトを抱き上げて膝に入れた。
『何でだろうね、ユト君の温もりはこんなに簡単に感じられるのに。』
『そりゃ…まぁね』
『そりゃ、アリスが好きな相手だから』
『それだけ?』
『だから言ったろ?想い寄せる相手にキスして貰わなきゃアリス蘇れないんだって。姿見えない奴にどうキスすんだよ。』
そう言うユトはぴょんっとベッドの縁に飛び乗った。毛繕いをしながらも、リンッと心地よい響きを奏でていた。
『でも、本当にユト君、猫型と人型と全然違うよね…』
『うるせぇなぁ。』
『うるせぇって、口調は人型なら聞き慣れること出来そうな感じなのに。猫の姿だと…ギャップが…ね。』
そう言いながらも、雅はユトを抱き上げて膝に入れた。
『何でだろうね、ユト君の温もりはこんなに簡単に感じられるのに。』
『そりゃ…まぁね』