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イタズラな満月(フルムーン)
第5章 3rd moon…再会
『それにいざとなったらこっちからキスしちゃえばいいんだから。』
『え…何?そういう事じゃないじゃん』
茶化すかのようにユトはにっと笑いながら雅を見上げている。嬉しそうにも、何かを企んでいるかのようにも見えるその金色の瞳に見つめられるとなぜか雅は弱くなってしまう。
『にしても、アリスはこいつのどこがいいの?』
『どこって。…』
『どこ?』
『背が高くて、優しくて、年下なんだけど頼りになって。』
『ふむふむ、大抵の男子はアリスより背は高いし?誰にでも優しけりゃ八方美人の世渡り上手?頼りになるのはアリスが天然だって事?』
『ちょっとユト!?』
『そんな普通すぎる理由な当たり前な?そう言うんじゃなくてさ。もっとなんかあんだろ?』
『え…何?そういう事じゃないじゃん』
茶化すかのようにユトはにっと笑いながら雅を見上げている。嬉しそうにも、何かを企んでいるかのようにも見えるその金色の瞳に見つめられるとなぜか雅は弱くなってしまう。
『にしても、アリスはこいつのどこがいいの?』
『どこって。…』
『どこ?』
『背が高くて、優しくて、年下なんだけど頼りになって。』
『ふむふむ、大抵の男子はアリスより背は高いし?誰にでも優しけりゃ八方美人の世渡り上手?頼りになるのはアリスが天然だって事?』
『ちょっとユト!?』
『そんな普通すぎる理由な当たり前な?そう言うんじゃなくてさ。もっとなんかあんだろ?』