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イタズラな満月(フルムーン)
第5章 3rd moon…再会
その日の夜、雅は試しにとユトと一緒に実体化を試してみることにした。

『シン・シール』

その合い言葉と同時にユトと雅をあの目映い光が包み込んだ。
ふっと、目を開けたときにはあの日の夜と同じように風や、空気の匂いまでもがはっきりと肌に感じていた。

「ユト?」
「なんだよ、居るよ?」
「ユトぉ!」
「なんだよ、気持ちわりぃな…」
「何よ、その言い方。仮にも女の子ですよ?」
「はいはい。」

呆れ顔のユトを、ぷぅっと頬を膨らましながら雅は見下ろしていた。その顔にユトは眉毛をピクッと動かすと、小さく呟いた。

「ふんっ、これで見下ろせねぇだろ、ばぁか。」
「その人型になるのズルくない!?」
「うっせぇよ。…フ…」
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