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イタズラな満月(フルムーン)
第5章 3rd moon…再会
「何でここに久我君居るの?」
「ほら、行ってこい!」
「ユト…!ユトも…」
「何でオレまで!…ッおい!引っ張るなっての!」
そうして押しに負けたユトは一緒に行くことにした。
「久我…君!」
「ん?…あ、有栖川さん…本当に?」
「ん…この間も会ったけど…」
「君は…」
「昨日はどうも。」
「昨日?」
「昨日、この人がうちに来てさ、明日有栖川さんの話、聞いてあげて欲しいって言われて。」
「…昨日?」
「ほら。」
そう一言残すと、雅の背中をぽんっと押し出したユト。久我の前までやって来ると少し座り直した久我は雅を招いた。
「座ったら?…どうぞ?」
「あ…りがとう。」
そうしてちょこんと座った雅。ユトは人型から猫の姿に戻っていた。
「ほら、行ってこい!」
「ユト…!ユトも…」
「何でオレまで!…ッおい!引っ張るなっての!」
そうして押しに負けたユトは一緒に行くことにした。
「久我…君!」
「ん?…あ、有栖川さん…本当に?」
「ん…この間も会ったけど…」
「君は…」
「昨日はどうも。」
「昨日?」
「昨日、この人がうちに来てさ、明日有栖川さんの話、聞いてあげて欲しいって言われて。」
「…昨日?」
「ほら。」
そう一言残すと、雅の背中をぽんっと押し出したユト。久我の前までやって来ると少し座り直した久我は雅を招いた。
「座ったら?…どうぞ?」
「あ…りがとう。」
そうしてちょこんと座った雅。ユトは人型から猫の姿に戻っていた。