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イタズラな満月(フルムーン)
第5章 3rd moon…再会
「突然なんだけど、いくつか聞きたいんだよね。いい?」
「…ん。」
「昨日、さっきの男の人がさ、来たって言ったじゃん?その時に、聞いたのが実体が僕しか見えないって聞いたんだけど。」
「ん、何でかわかん無いんだけど…そうみたい。」
「でも、事故…に遭ったんだよね?」
「ん。今も体は病院にいて…今の私は意識だけって言うか…」
「んー…」
そこまでの雅の説明を聞いた久我は、頭をカリッと掻いた。
「なんていうか、僕良く理解出来ないんだけど…」
「そうだよね、いきなり目の前に来て実体だけど実体じゃなくてとか、変なことばっかり言われて解んないよね。」
「…というか、何で僕がって事だけで。」
「……ッ」
「それで…」
言葉を飲み込む雅と、切り出した久我。
「…ん。」
「昨日、さっきの男の人がさ、来たって言ったじゃん?その時に、聞いたのが実体が僕しか見えないって聞いたんだけど。」
「ん、何でかわかん無いんだけど…そうみたい。」
「でも、事故…に遭ったんだよね?」
「ん。今も体は病院にいて…今の私は意識だけって言うか…」
「んー…」
そこまでの雅の説明を聞いた久我は、頭をカリッと掻いた。
「なんていうか、僕良く理解出来ないんだけど…」
「そうだよね、いきなり目の前に来て実体だけど実体じゃなくてとか、変なことばっかり言われて解んないよね。」
「…というか、何で僕がって事だけで。」
「……ッ」
「それで…」
言葉を飲み込む雅と、切り出した久我。