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イタズラな満月(フルムーン)
第6章 4th moon…新たな出会い
『ほらみろ、無駄なんだよ。使い魔はどこにも看てもらう事なんざ出来ねぇんだよ』
『もぅ…うるさい!』
そう言い放つと、雅はユトを抱き上げて病因を飛び出した。
その足で、記憶を辿りながら雅はジェーナの居るアンティーク雑貨の店舗へ向かった。
『もう少しだから…しっかりしてね?』
『……ッ』
そうしてようやく雅はその店舗に着いた。
『おや、あんたは。』
『お願い!お婆さん…ユトが…ユトを助けて…ぐったりして…』
『落ち着きなされ、とにかく座りなさい』
そう言われながらイスを出され、腰掛けるも落ち着かない様子の雅の腕からユトを抱き受けたジェーナは、すぐさま理由が解ったのか、クスリと小さく笑った。
『もぅ…うるさい!』
そう言い放つと、雅はユトを抱き上げて病因を飛び出した。
その足で、記憶を辿りながら雅はジェーナの居るアンティーク雑貨の店舗へ向かった。
『もう少しだから…しっかりしてね?』
『……ッ』
そうしてようやく雅はその店舗に着いた。
『おや、あんたは。』
『お願い!お婆さん…ユトが…ユトを助けて…ぐったりして…』
『落ち着きなされ、とにかく座りなさい』
そう言われながらイスを出され、腰掛けるも落ち着かない様子の雅の腕からユトを抱き受けたジェーナは、すぐさま理由が解ったのか、クスリと小さく笑った。