この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第7章 5th moon…禁忌
「ジェーナ?どの位時間かけた?」
「そうだね。」
時計に目をやると、小さく息を吐くジェーナはヌエバの質問に答えた。
「少し前までだからね、2時間は与えたかねぇ…」
「お嬢さん?」
「……ッ」
「2時間。その時間ジェーナが力を分けたなら、もうユトは9割ほどは力が戻っているはずだ。」
「そんな…でも…!」
そんな言い争いの中、ユトはうっすらと瞼を開けて、その金色の瞳を覗かせた。
「ユト!」
「うっさいなぁ、…もう少し寝かせてくれって…」
「やぁ、ユト。久しぶりだね。」
「…!何で…ッ!ヌエバ様!」
ヌエバの姿をとらえた瞬間に耳をピンっと立て、雅の腕の中で今まで見たことのない様な焦りを見せたユト。
「ジェーナ!」
「そうだね。」
時計に目をやると、小さく息を吐くジェーナはヌエバの質問に答えた。
「少し前までだからね、2時間は与えたかねぇ…」
「お嬢さん?」
「……ッ」
「2時間。その時間ジェーナが力を分けたなら、もうユトは9割ほどは力が戻っているはずだ。」
「そんな…でも…!」
そんな言い争いの中、ユトはうっすらと瞼を開けて、その金色の瞳を覗かせた。
「ユト!」
「うっさいなぁ、…もう少し寝かせてくれって…」
「やぁ、ユト。久しぶりだね。」
「…!何で…ッ!ヌエバ様!」
ヌエバの姿をとらえた瞬間に耳をピンっと立て、雅の腕の中で今まで見たことのない様な焦りを見せたユト。
「ジェーナ!」