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イタズラな満月(フルムーン)
第7章 5th moon…禁忌
そう聞かされながらも、気付けば鼻をくすぐるような花香漂う紅茶が入ったカップが目の前に置かれていた。
「…でも、今回はって…どう言うことですか?今までにもやっぱり何度もバディになっているんですよね…」
「まぁね。だけど、あんた相手の今程に人型に変わる事なんて無かったんじゃないかねぇ。珍しいよ、あの子のあんな行動力は。」
そう言いながらも、ジェーナはヌエバとユトが話を続けている奥の部屋にちらりと目を移した。
その頃のヌエバとユト…
「…私がここに来た理由、本当に解らないわけではあるまい?」
「…それは…ッ…」
「ここに通知書がある。解らないならば読み上げようか?」
「…」
「ユト、どうする?」
そういうヌエバの視線はまっすぐに向けられていた。
「…でも、今回はって…どう言うことですか?今までにもやっぱり何度もバディになっているんですよね…」
「まぁね。だけど、あんた相手の今程に人型に変わる事なんて無かったんじゃないかねぇ。珍しいよ、あの子のあんな行動力は。」
そう言いながらも、ジェーナはヌエバとユトが話を続けている奥の部屋にちらりと目を移した。
その頃のヌエバとユト…
「…私がここに来た理由、本当に解らないわけではあるまい?」
「…それは…ッ…」
「ここに通知書がある。解らないならば読み上げようか?」
「…」
「ユト、どうする?」
そういうヌエバの視線はまっすぐに向けられていた。