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イタズラな満月(フルムーン)
第7章 5th moon…禁忌
「…なんだ?」
「私…考えたの。今日1人で出て行って、いろいろな事探して、…だけど、久我君の事は見つけられなかったし、それだけじゃなくて私自身の体も見つからなくて…」
「は?何で」
「なんでって、私も解んないよ…でも、いつも居たところに私の体無かったし。そしたらヌエバさんに突然保護されちゃうし。」
そう言いながら俯いた雅は話し出したのが止まらなくなった。ユトは人型になったまま傍らに座って聞いていた。
「それに…だから!」
「なんだよ。」
「私はずっとユトに甘えていたんだって…ユトに頼り切って、私自身ではなんにもやってこなかったんだって…」
「アリス…?」
「今回ユトが倒れたのも私の与えてたストレスだったり…!」
「アリス…」
「私…考えたの。今日1人で出て行って、いろいろな事探して、…だけど、久我君の事は見つけられなかったし、それだけじゃなくて私自身の体も見つからなくて…」
「は?何で」
「なんでって、私も解んないよ…でも、いつも居たところに私の体無かったし。そしたらヌエバさんに突然保護されちゃうし。」
そう言いながら俯いた雅は話し出したのが止まらなくなった。ユトは人型になったまま傍らに座って聞いていた。
「それに…だから!」
「なんだよ。」
「私はずっとユトに甘えていたんだって…ユトに頼り切って、私自身ではなんにもやってこなかったんだって…」
「アリス…?」
「今回ユトが倒れたのも私の与えてたストレスだったり…!」
「アリス…」