この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第7章 5th moon…禁忌
「それで、私…もう、ユトの力はあんまり借りないようにしなきゃって…もう…いら」
「雅!」
初めてユトは『アリス』ではなく、名前で呼んだ。次の瞬間、腕を引き、抱き寄せるときつく抱き締めた。
「…ッ!や…っ!」
「それ以上は言うな…頼むから」
「ユト…っ!離して!」
「…ッ」
ゆっくりと腕を緩めるユト。少し離れると、俯いた雅にユトはどこか申し訳なさそうに頭を掻いていた。
「…ぃよ…ユト…私が好きなのは久我君なの!ユトなんて好きじゃない!」
「アリス…」
「ユトのこと要らな…」
「…ッ!」
要らないと言い掛けた雅の頭に手を回し、ぐいっと引き寄せたユトは、雅の唇に自身の唇を重ねた。
「ン…チュ…」
「…!?…ンン…」
「雅!」
初めてユトは『アリス』ではなく、名前で呼んだ。次の瞬間、腕を引き、抱き寄せるときつく抱き締めた。
「…ッ!や…っ!」
「それ以上は言うな…頼むから」
「ユト…っ!離して!」
「…ッ」
ゆっくりと腕を緩めるユト。少し離れると、俯いた雅にユトはどこか申し訳なさそうに頭を掻いていた。
「…ぃよ…ユト…私が好きなのは久我君なの!ユトなんて好きじゃない!」
「アリス…」
「ユトのこと要らな…」
「…ッ!」
要らないと言い掛けた雅の頭に手を回し、ぐいっと引き寄せたユトは、雅の唇に自身の唇を重ねた。
「ン…チュ…」
「…!?…ンン…」