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背徳の主
第6章 顧客NO 033004C れな
「つまり大人のおもちゃのことです。」

「お姉ちゃん、面白そう! 入ってみない?」

「美咲ちやん、大人のおもちゃて何?」

囁くように尋ねる。

「お姉ちゃん知らないの? 大人のおもちゃは……」

美咲がお姉ちゃんに詳しく説明する。

次第にお姉ちゃんと言われる女性は頬を赤らめる。

「ダメよ、おじさんが迎えにくるから!」

「お姉ちゃん、美咲のお願い! ちょっとだけ。」

「もう、美咲ちゃん… ちょっとだけよ。」

2人は「Night Life 」 に向かった。

千夏は微笑みながら2人を見つめていると、先の女の子が商品を持ってやって来た。

「この2点ですね。」

「私も会員になります。」

女の子はおどおどした様子で千夏を見つめて言った。

「分かりました、こちらに記入して下さい。」

「会計は1割り引きで4,500円になります。」

女の子は5千円札と用紙を千夏に渡す。

千夏はパソコンに手早く入力していく。


氏名 原田 れな

年齢 16

職業 学生

住所 〇〇〇市〇〇〇〇町3-3-8

連絡先 090-8875-〇〇〇〇

Mail 〇〇〇〇@〇〇〇〇ne.jp

顧客NO 033004C


入力が終わるとカードが作成され、千夏は釣り銭とカードを女の子に渡す。

最後に商品を包装して渡し、

「有難うございました。」

女の子は商品を受け取っても去ろうとしない。

うつ向いて足元を見つめたまま。

「どうかしましたか?」

女の子はゆっくりと顔をあげると

「あの…私でも「Night Life 」 入れますか?」

千夏は女の子の突然の申し出に困惑したが

「一応、「Night Life 」 は商品の性質から未成年者はお断りしてるの。ご免なさいね。」

「どうしても欲しい物が有るんです。お願いします!」

女の子は必死に千夏に願う。

千夏はしばらく女の子を見つめた後、内線を掛けた。

「何だ?」

「店長、未成年の女の子が「Night Life 」の入店を求めていますが。」

「断れ。」

「それがどうしても欲しい物があると。」

「欲しい物は何?」

千夏は女の子に尋ねると

「中で言います。」

「店長、恥ずかしいのか、入って言うと。」

「わかった。入れろ。彩乃には伝える。」

千夏は女の子に伝えた。
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