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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第1章 セックスフレンド-眞彩side-
お爺様は会社を一時的に父に任せ、政界に進出して国土交通省大臣を務め上げた人。
今はまた会社に復帰して会長職を務めていた。
「眞彩お前は今年で幾つになる?」
「25歳です」
お爺様の気圧に押されて慌てて返す。
「25歳か・・・」
お爺様は溜息交じりに呟く。
「このまま大晦日まで独身を通すつもりか?」
「それは・・・」
私は桐生家の人間の中でもお爺様が超苦手。
「俺だって・・・眞彩には結婚して貰いたくて沢山の縁談話を勧めましたが…どれもこれもダメで・・・」
父はお爺様に苦しい胸の内を漏らした。
「全く」
お爺様は白いちょび髭を弄り、もう一度溜息を付いた。
「お父様、お爺様・・・部屋に戻っていいですか?」
私がスキなのは柚希だけ。柚希が縁談相手なら喜んで受けるけど。それ以外の人は無理だ。
今はまた会社に復帰して会長職を務めていた。
「眞彩お前は今年で幾つになる?」
「25歳です」
お爺様の気圧に押されて慌てて返す。
「25歳か・・・」
お爺様は溜息交じりに呟く。
「このまま大晦日まで独身を通すつもりか?」
「それは・・・」
私は桐生家の人間の中でもお爺様が超苦手。
「俺だって・・・眞彩には結婚して貰いたくて沢山の縁談話を勧めましたが…どれもこれもダメで・・・」
父はお爺様に苦しい胸の内を漏らした。
「全く」
お爺様は白いちょび髭を弄り、もう一度溜息を付いた。
「お父様、お爺様・・・部屋に戻っていいですか?」
私がスキなのは柚希だけ。柚希が縁談相手なら喜んで受けるけど。それ以外の人は無理だ。