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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第10章 スイート・ハネムーン
宿泊先のホテルは海沿いの白亜のホテル。
仲居さんの案内され、部屋に入る。
和室の硝子窓からは山頂で遠目に見てた熱海湾が間近に見えた。
「お茶淹れましょうか?」
「お気遣いなく、私が淹れます」
「では、ごゆっくりと」
仲居さんは軽く会釈をして部屋を出て行った。
「疲れた・・・」
柚希は上着を脱ぎ、軽く息を吐くと座布団の上に胡坐をかいた。
私は柚希が脱いだ上着を手に取るとクローゼットの中のハンガーに掛ける。
「俺、脱いだ服、その辺に放り出すから・・・柾貴によく注意される。眞彩は黙ってフォローしてくれるような奥さんになりそうだな」
「柚希のフォローしてあげるから・・・私のフォローもしてね」
「うん」
「お茶淹れるね・・・」
「頼む」
座卓に置いていた湯呑にお茶のティ―パックを入れ、目の前のポットのお湯を注いだ。
「延命温泉饅頭か・・・これいいな」
柚希はお茶菓子用に置いていた饅頭を一つ手に取った。
仲居さんの案内され、部屋に入る。
和室の硝子窓からは山頂で遠目に見てた熱海湾が間近に見えた。
「お茶淹れましょうか?」
「お気遣いなく、私が淹れます」
「では、ごゆっくりと」
仲居さんは軽く会釈をして部屋を出て行った。
「疲れた・・・」
柚希は上着を脱ぎ、軽く息を吐くと座布団の上に胡坐をかいた。
私は柚希が脱いだ上着を手に取るとクローゼットの中のハンガーに掛ける。
「俺、脱いだ服、その辺に放り出すから・・・柾貴によく注意される。眞彩は黙ってフォローしてくれるような奥さんになりそうだな」
「柚希のフォローしてあげるから・・・私のフォローもしてね」
「うん」
「お茶淹れるね・・・」
「頼む」
座卓に置いていた湯呑にお茶のティ―パックを入れ、目の前のポットのお湯を注いだ。
「延命温泉饅頭か・・・これいいな」
柚希はお茶菓子用に置いていた饅頭を一つ手に取った。