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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第10章 スイート・ハネムーン
柚希の案内で部屋の奥には露天風呂があった。

石を積み上げ、その上には竹垣、上手に外からは見えない構造になっていた。
竹垣の隙間から見える熱海の海は絶景。

「いい部屋だろ?」

「うん」

私はバスタオルを巻いて、先に露天風呂に浸かる柚希の元に歩み寄った。

日本庭園をイメージした素敵な造り。二人で浸かるのは贅沢だった。

バスタオルを脱ぎ、軽く桶で風呂の湯を汲んで、カラダに掛ける。

普通の湯ではなく、ヌルヌルとした肌に吸い付くようなお湯だった。

「普通のお湯とは違う」

「温泉だからな・・・」

私は柚希の元に浸かった。

「今までの疲れが取れるよ」

「うん・・・そうだね」

「俺の胸を動かしてやったんだから…眞彩の胸も動かしてみろよ」

「私の胸は脂肪で…筋肉じゃないわよ」

「これは脂肪か・・・」

柚希が湯船の中で私の右胸を掴んで来た。

「ダメってば・・・」

軽く揉むと、先端を指先で引っ張った。

「んんっ・・・」
私は声を出して反応する。

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