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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第10章 スイート・ハネムーン
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熱海の海は夕闇に染まり、夜の帳が降りた。

媚薬の余韻で、いつまでも膣の奥がジンジンと疼く。

「眞彩、どうした?」

「あそこが熱を持って疼くの・・・」

「やっぱり、媚薬ボール入れ過ぎたかもしれない・・・」

「1個で十分なのに・・・3個も入れるから・・・」
私は背後で自分の後ろ髪をドライヤーで乾かす柚希を見て、抗議する。

「分かったよ…後で責任取るから・・・」

柚希は優しく耳許で囁く。

その甘い声に負け、許してしまった。

元々私の方が柚希に惚れてるから立場が弱い。

柚希の指先が私の髪に触れて来る。

「ドライヤーあてるだけでいいから・・・髪の毛、触らないで・・・柚希」


「触らなきゃ、中まで乾かせないぞ」
柚希が反論する。

柚希に触れられると何だかくすぐったいし、変な気分になって声が出そう。

「もしかして…髪の毛触った位で・・・感じて濡れてるの?眞彩のカラダは全部が性感帯??」

「柚希っ!?」

私は再び振り返り、睨んだ。

「眞彩が睨んでも全然迫力ないな。寧ろ可愛い・・・」
柚希はドライヤー片手に背後から抱すくめる。

「柚希ってば・・・」

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