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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第10章 スイート・ハネムーン
髪の毛を乾かし終えると、柚希がボストンバックから何かを取り出した。

「これ」

柚希は私にピンク色の小さなモノを渡す。

「これを疼く膣の中に入れたらいいと思う」

「これって・・・」

柚希が私に渡したのはローターだった・・・

「柚希…なんでこんなモノ持ってるの?」

「試作品のローター・・・」

「・・・今から…夕食食べに行くんだよ・・・」

「・・・スイッチは俺が持ってるから…電源をオフしとけば大丈夫」

「ほら、浴衣の裾上げて」

柚希の低いテノールの声が優しく響く。そんな風に言われると素直に従ってしまう私。私ってマゾかもしれない・・・

私は立ち上がり、浴衣の裾を両手たくし上げる。
旅行用に購入した赤いレースの紐パンティが柚希の目の前に露わになった。

柚希のしなやかで長い指が腰骨に触れる。それだけ甘い痺れを背中に感じ、全身総毛立った。
指先で両端の紐を引っ掻けて、パンティを引き摺り下ろす。

「糸が引いてる…中は濡れ濡れだな・・・」

濡れると恥ずかしいと思い、オリモノシートを着けていたが、柚希がパンティを引き摺り下ろした際に、甘蜜は白い糸を引いていたようだ。
私は羞恥で破顔した。



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