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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第11章 新婚さんの邪魔者―眞彩side-
「これ・・・新婚旅行のお土産です」
険しい顔で私達を見つめる柾貴さんに熱海のお土産『延命温泉饅頭』を渡した。
「お土産は有り難く受け取っておきます」
柾貴さんの怒気を少し込めた低い声が気になる。
「それよりも…柚希さん、眞彩さん…ご結婚おめでとう」
彼は無理矢理笑顔を作り、祝福してくれた。
「柾貴・・・新居が決まるまで…眞彩を暫く同居させるぞ」
「・・・」
柾貴さんは柚希の言葉に無言。
「ここは俺の部屋だぞ。柚希さんは唯の居候」
「じゃ今月だけ家賃払う」
「・・・要らないから…実家にでも帰って…そこに住めよ」
「実家は…病院から遠いし・・・通勤に困ると言うか…柾貴の邪魔はしないから・・・」
「女は連れ込まない約束忘れた??」
「女じゃない…俺の妻・・・俺達は夫婦」
「柾貴さんの言いたいコトは判ってます。早急に新居を決めて、出て行きますから…お願いします」
柚希との二人では話はまとまらないと思い、私は柾貴さんに頭を下げて頼んだ。
険しい顔で私達を見つめる柾貴さんに熱海のお土産『延命温泉饅頭』を渡した。
「お土産は有り難く受け取っておきます」
柾貴さんの怒気を少し込めた低い声が気になる。
「それよりも…柚希さん、眞彩さん…ご結婚おめでとう」
彼は無理矢理笑顔を作り、祝福してくれた。
「柾貴・・・新居が決まるまで…眞彩を暫く同居させるぞ」
「・・・」
柾貴さんは柚希の言葉に無言。
「ここは俺の部屋だぞ。柚希さんは唯の居候」
「じゃ今月だけ家賃払う」
「・・・要らないから…実家にでも帰って…そこに住めよ」
「実家は…病院から遠いし・・・通勤に困ると言うか…柾貴の邪魔はしないから・・・」
「女は連れ込まない約束忘れた??」
「女じゃない…俺の妻・・・俺達は夫婦」
「柾貴さんの言いたいコトは判ってます。早急に新居を決めて、出て行きますから…お願いします」
柚希との二人では話はまとまらないと思い、私は柾貴さんに頭を下げて頼んだ。