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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第12章 産業医の淫らな診察―眞彩side-
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「これ、お土産です。社長」
私は社長に熱海で購入したクッキーを朝一番のコーヒーと一緒に渡した。
私は柚希と結婚して、社長は私のお義父様となった。
「ありがとう。柚希とのハネムーンは楽しかった?」
「あ、はい」
私は社長に柚希が心臓発作を起こした男性客の命を救ったコトを話した。
「へぇーそんなコトがあったんだ・・・色々と大変だったね」
「はい」
「でも、顔色は優れないね・・・」
生理になった途端、下腹部に鈍痛を感じ、鎮痛剤を飲んだもののカラダの調子は優れなかった。
「昼休みにでも、医務室に行って産業医に診てもらうといい」
「別にそこまで調子は悪くありませんから・・・」
「柚希のヤツ、今日は産業医として『ソーマ』に居るから…柚希の顔見てくればいい」
柚希が我が社の産業医?
「そんな話、全然していませんでしたよ」
「話するの忘れてたんじゃないの?」
「・・・」
「今日が初日みたいだから・・・」