この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第13章 余命宣告
「柚希も一緒か・・・」
「桐生会長が来ると元気になるね・・・爺ちゃん」
「捺は俺にとって栄養ドリンクみたいな存在だからな・・・」
「俺から見れば、祐早斗は充電器だ。力が蓄えられると言うか・・・」
「互いになくてはならない存在なんだね・・・」
「・・・その存在同士が柚希と眞彩さんのおかげで、親戚になったんだ・・・なぁ?捺」
「そうだな・・・」
お爺様は後半年で、なくてはならない存在の祐早斗様を失うかもしれない。
そう思うと、私の瞳には涙が湧いた。
「眞彩、どうして泣いてる??まさか・・・柚希君に浮気されたか??」
「えっ?」
柚希は私の方を振り返り、瞳に涙を見た。
「眞彩、どうした??」
「だって・・・」
「言っとくけど、お爺様、柚希は浮気していませんから・・・」
「…じゃどうして?泣いてるんだ?」
「それは・・・」
私は語尾を濁し、お爺様の鋭い視線を遮るように顔を俯かせた。
「ところで、何故?眞彩さんは、病院に居るんだ?」
「おかしいな・・・」
「それよりも、結婚披露宴の話を具体的にしよう。
爺ちゃん、桐生会長」
「結婚披露宴か…それもそうだな。
仲人の件は、敦司君夫妻に頼んだ。場所は「ドラゴンホテル東京ベイ」にしよう」
「わかりました。
桐生会長の意見に従いますので、特急で話を進めましょう」
「ゆ、柚希??」
「桐生会長が来ると元気になるね・・・爺ちゃん」
「捺は俺にとって栄養ドリンクみたいな存在だからな・・・」
「俺から見れば、祐早斗は充電器だ。力が蓄えられると言うか・・・」
「互いになくてはならない存在なんだね・・・」
「・・・その存在同士が柚希と眞彩さんのおかげで、親戚になったんだ・・・なぁ?捺」
「そうだな・・・」
お爺様は後半年で、なくてはならない存在の祐早斗様を失うかもしれない。
そう思うと、私の瞳には涙が湧いた。
「眞彩、どうして泣いてる??まさか・・・柚希君に浮気されたか??」
「えっ?」
柚希は私の方を振り返り、瞳に涙を見た。
「眞彩、どうした??」
「だって・・・」
「言っとくけど、お爺様、柚希は浮気していませんから・・・」
「…じゃどうして?泣いてるんだ?」
「それは・・・」
私は語尾を濁し、お爺様の鋭い視線を遮るように顔を俯かせた。
「ところで、何故?眞彩さんは、病院に居るんだ?」
「おかしいな・・・」
「それよりも、結婚披露宴の話を具体的にしよう。
爺ちゃん、桐生会長」
「結婚披露宴か…それもそうだな。
仲人の件は、敦司君夫妻に頼んだ。場所は「ドラゴンホテル東京ベイ」にしよう」
「わかりました。
桐生会長の意見に従いますので、特急で話を進めましょう」
「ゆ、柚希??」