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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第13章 余命宣告
「派手にやりたいが・・・祐早斗も気を遣うだろう。両家合わせて親戚を優先、100人前後で調整しよう」
「仲人様は伊集院元総理夫妻とお聞き来ましたが・・・」
「二人には了承を得ている」
「日取りはどのようになさいますか?」
晃祐さんはカレンダーを見せて、大安吉日を教えてくれた。
「この規模なら、どれぐらいの時間で準備が可能だ?晃祐君」
「当ホテルと致しましても、最高級のおもてなしで、お二人のご結婚をお祝いしたいと思います。3ヵ月位は欲しい所ですが・・・」
「3ヵ月?ダメだ・・・明日にでも結婚披露宴を執り行いたいと言うのに・・・」
「お爺様!?」
「桐生様,爺ちゃんの為とは言え、それは無茶ですよ」
「無茶は承知だ」
「・・・お爺様、無茶言わないで!」
晃祐さんは困惑し、言葉を失っていた。
「晃祐さん、ゴメンなさい・・・」
「桐生様のご希望に添いたい所ですが・・・さすがに明日は・・・」
「相馬祐早斗は余命半年なんだ。だから、3ヵ月も準備にかかられたら…困るんだ。晃祐君」
お爺様が晃祐さんに事情を説明した。
「相馬様が余命半年とは、癌かなにかですか?」
「肺癌だ・・・」
「お二人の結婚を急ぐ事情は分かりました。
明日は無理ですが、1ヵ月以内にお二人の結婚披露宴を執り行えるよう、努力致します」
「仲人様は伊集院元総理夫妻とお聞き来ましたが・・・」
「二人には了承を得ている」
「日取りはどのようになさいますか?」
晃祐さんはカレンダーを見せて、大安吉日を教えてくれた。
「この規模なら、どれぐらいの時間で準備が可能だ?晃祐君」
「当ホテルと致しましても、最高級のおもてなしで、お二人のご結婚をお祝いしたいと思います。3ヵ月位は欲しい所ですが・・・」
「3ヵ月?ダメだ・・・明日にでも結婚披露宴を執り行いたいと言うのに・・・」
「お爺様!?」
「桐生様,爺ちゃんの為とは言え、それは無茶ですよ」
「無茶は承知だ」
「・・・お爺様、無茶言わないで!」
晃祐さんは困惑し、言葉を失っていた。
「晃祐さん、ゴメンなさい・・・」
「桐生様のご希望に添いたい所ですが・・・さすがに明日は・・・」
「相馬祐早斗は余命半年なんだ。だから、3ヵ月も準備にかかられたら…困るんだ。晃祐君」
お爺様が晃祐さんに事情を説明した。
「相馬様が余命半年とは、癌かなにかですか?」
「肺癌だ・・・」
「お二人の結婚を急ぐ事情は分かりました。
明日は無理ですが、1ヵ月以内にお二人の結婚披露宴を執り行えるよう、努力致します」