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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第14章 すれ違い
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私は定時で仕事を終え、そのまま電車とバスで『清友会総合病院』に向かった。
医局を訊ねると柚希の姿はなかった。
「眞彩ちゃん!!」
気さくで話しやすい大泉先生が私の姿を見るなり、近寄って来る。
「こんにちは、大泉先生」
「俺の名前、憶えていてくれていたんだ・・・嬉しいな」
「柚希は?」
「アイツは・・・ICUかな?昨日手術したクランケの意識が中々回復しなくて・・・ずっと付き添っているよ」
「弥英子ちゃんの意識が戻らないって…どういうコトですか?」
私は大泉先生を詰ってしまった。
「手術は成功したんだよ。相馬先生、ミスはしていないから・・・心配しないで・・・眞彩ちゃん」
大泉先生は小声で、私に説明し、必死に柚希をフォローしてくれた。
「柚希の元に連れて行って貰えますか?」
「そう言われても・・・関係者以外は・・・まぁ、いいっか・・・俺について来て。眞彩ちゃん」
「はい」
私は大泉先生の後を付いて行った。
私は定時で仕事を終え、そのまま電車とバスで『清友会総合病院』に向かった。
医局を訊ねると柚希の姿はなかった。
「眞彩ちゃん!!」
気さくで話しやすい大泉先生が私の姿を見るなり、近寄って来る。
「こんにちは、大泉先生」
「俺の名前、憶えていてくれていたんだ・・・嬉しいな」
「柚希は?」
「アイツは・・・ICUかな?昨日手術したクランケの意識が中々回復しなくて・・・ずっと付き添っているよ」
「弥英子ちゃんの意識が戻らないって…どういうコトですか?」
私は大泉先生を詰ってしまった。
「手術は成功したんだよ。相馬先生、ミスはしていないから・・・心配しないで・・・眞彩ちゃん」
大泉先生は小声で、私に説明し、必死に柚希をフォローしてくれた。
「柚希の元に連れて行って貰えますか?」
「そう言われても・・・関係者以外は・・・まぁ、いいっか・・・俺について来て。眞彩ちゃん」
「はい」
私は大泉先生の後を付いて行った。