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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第14章 すれ違い
そのまま、気を失ってしまった晃祐さん。
私は支配人室を出て、通りすがりの若い男性に声を掛けた。
「大変です。支配人が意識を失ってしまって・・・救急車を呼んでください!!」
「わかりました…すぐに救急車を手配致します!!」
******
私は救急車に乗り込んで、一緒に病院に向かった。
晃祐さんが緊急搬送された病院は柚希の『清和会総合病院』だった。
「眞彩」
救命救急に偶々居た私の元に柚希が驚いた顔で近づいてきた。
「どうしてお前が・・・救命に居るんだ?」
「晃祐さんが倒れたと言うか・・・」
「晃祐さん?お前…晃祐さんと一緒に居たのか?」
「柚希に荷物を届けた後、晃祐さんから電話を貰って・・・」
「・・・なんで、大泉先生に荷物を預けた?」
「貴方が奈那子さんと一緒に居るところ見たから…昨日、手術した相手は奈那子さんの妹なんでしょ?」
「相馬先生」
看護師の一人が柚希を呼んだ。
「悪い・・・話は後だ。眞彩。彼は俺の知り合いだ。俺が診る!!」
柚希は私を廊下に押し出すと、晃祐さんを診に中へと戻っていった。
私は支配人室を出て、通りすがりの若い男性に声を掛けた。
「大変です。支配人が意識を失ってしまって・・・救急車を呼んでください!!」
「わかりました…すぐに救急車を手配致します!!」
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私は救急車に乗り込んで、一緒に病院に向かった。
晃祐さんが緊急搬送された病院は柚希の『清和会総合病院』だった。
「眞彩」
救命救急に偶々居た私の元に柚希が驚いた顔で近づいてきた。
「どうしてお前が・・・救命に居るんだ?」
「晃祐さんが倒れたと言うか・・・」
「晃祐さん?お前…晃祐さんと一緒に居たのか?」
「柚希に荷物を届けた後、晃祐さんから電話を貰って・・・」
「・・・なんで、大泉先生に荷物を預けた?」
「貴方が奈那子さんと一緒に居るところ見たから…昨日、手術した相手は奈那子さんの妹なんでしょ?」
「相馬先生」
看護師の一人が柚希を呼んだ。
「悪い・・・話は後だ。眞彩。彼は俺の知り合いだ。俺が診る!!」
柚希は私を廊下に押し出すと、晃祐さんを診に中へと戻っていった。