この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第14章 すれ違い
ー柚希side-
昨日、奈那子さんの妹・弥英子ちゃんの容態が急変し、予定していた手術を緊急で行った。
検査に検査を重ね、注意深く彼女の容態を診ていたのに。
俺は術後の経過も自らICUに付き添い、経過を看ていた。
「・・・」
手術は成功したはず。なのに、どうして意識が戻らない。
ーーーどうして!?
俺は焦っていた。
「相馬先生、姉の奈那子さんが先生とお話したいと」
「え、あ・・・そう・・・」
俺は看護師の仁科さんに任せて、奈那子さんに会いに行った。
母親の調子が悪く、今は二人目妊娠中の奈那子さんが付き添っていた。
術後、一旦家に帰った奈那子さんが再び病院に戻って来たのだ。
「奈那子さん」
廊下で待っていた奈那子さんに話し掛けた。
「相馬先生。弥英子の様子は?」
「・・・ここでは話しにくいので、中庭に場所を移していいですか?奈那子さん」
「あ、はい」
俺は奈那子さんを中庭へと連れ出した。
昨日、奈那子さんの妹・弥英子ちゃんの容態が急変し、予定していた手術を緊急で行った。
検査に検査を重ね、注意深く彼女の容態を診ていたのに。
俺は術後の経過も自らICUに付き添い、経過を看ていた。
「・・・」
手術は成功したはず。なのに、どうして意識が戻らない。
ーーーどうして!?
俺は焦っていた。
「相馬先生、姉の奈那子さんが先生とお話したいと」
「え、あ・・・そう・・・」
俺は看護師の仁科さんに任せて、奈那子さんに会いに行った。
母親の調子が悪く、今は二人目妊娠中の奈那子さんが付き添っていた。
術後、一旦家に帰った奈那子さんが再び病院に戻って来たのだ。
「奈那子さん」
廊下で待っていた奈那子さんに話し掛けた。
「相馬先生。弥英子の様子は?」
「・・・ここでは話しにくいので、中庭に場所を移していいですか?奈那子さん」
「あ、はい」
俺は奈那子さんを中庭へと連れ出した。