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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第14章 すれ違い
ICUに戻り、意識に回復した弥英子ちゃんに話し掛けた。
「弥英子ちゃん」
弥英子ちゃんは俺の顔を見て、ニコリと笑う。
俺も微笑み返した。
「弥英子」
「バイタルは安定しています。相馬先生」
仁科さんが彼女のバイタルをチェックし、俺に報告した。
「後は俺は診るよ。ありがとう。仁科さん」
「わかりました」
奈那子さんは弥英子ちゃんの手を握った。
「良かった・・・」
奈那子さんは安堵して、また涙ぐんだ。
「奈那子さん・・・」
「ありがとう。柚希さん」
「俺は主治医として、当然のコトをしたまでです」
再び、俺のPHSが鳴った。
相手は、渚医局長。
「相馬です」
ーーーー医局に濱部稜真社長が来てるぞ。
「わかりました。すぐにそちらに向かいます」
俺は電話を切り、奈那子さんに伝えた。
「稜真来てるらしいよ。奈那子さん」
「稜真が?」
「ここで待ってて。俺が連れて来るから・・・何かあれば、ナースコールしてくれ。奈那子さん」
「わかったわ」
俺は医局へと足を運んだ。
「弥英子ちゃん」
弥英子ちゃんは俺の顔を見て、ニコリと笑う。
俺も微笑み返した。
「弥英子」
「バイタルは安定しています。相馬先生」
仁科さんが彼女のバイタルをチェックし、俺に報告した。
「後は俺は診るよ。ありがとう。仁科さん」
「わかりました」
奈那子さんは弥英子ちゃんの手を握った。
「良かった・・・」
奈那子さんは安堵して、また涙ぐんだ。
「奈那子さん・・・」
「ありがとう。柚希さん」
「俺は主治医として、当然のコトをしたまでです」
再び、俺のPHSが鳴った。
相手は、渚医局長。
「相馬です」
ーーーー医局に濱部稜真社長が来てるぞ。
「わかりました。すぐにそちらに向かいます」
俺は電話を切り、奈那子さんに伝えた。
「稜真来てるらしいよ。奈那子さん」
「稜真が?」
「ここで待ってて。俺が連れて来るから・・・何かあれば、ナースコールしてくれ。奈那子さん」
「わかったわ」
俺は医局へと足を運んだ。