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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第14章 すれ違い
医局前に行くと稜真と共に柾貴の姿もあった。
「なんだ…柾貴も来たのか・・・」
「俺も心配だったんだ。で、奈那子さんの妹の容態は?」
「あ・・・今、意識が戻ったところだ。奈那子さんが弥英子ちゃんに付き添っている」
「そっか・・・手術は成功したんだな」
稜真は安心した顔で、胸を撫で下ろした。
「柚希さん、ありがとう」
「礼なんていいよ。稜真。彼女はICUだ。案内する」
「サンキュー、柚希」
俺は稜真と柾貴をICUに案内した。
エレベーターに乗り込み、1階に降り立ち、ICUのある東病棟に向かっていると救命救急の本田先生に掴まった。
「相馬先生!!心筋梗塞の患者が搬送されてきた。手伝ってくれ」
「えっ!?俺は今から・・・」
「すぐ済むから・・・」
「そう言われても・・・」
「人手が足りないんだ・・・」
救命は万年人手の足りない現場。
「ICUだろ?俺たちで探していくから…行ってやれ。柚希」
柾貴は俺の背中を押した。
俺は渋々、本田先生と救命の処置室に行った。
「なんだ…柾貴も来たのか・・・」
「俺も心配だったんだ。で、奈那子さんの妹の容態は?」
「あ・・・今、意識が戻ったところだ。奈那子さんが弥英子ちゃんに付き添っている」
「そっか・・・手術は成功したんだな」
稜真は安心した顔で、胸を撫で下ろした。
「柚希さん、ありがとう」
「礼なんていいよ。稜真。彼女はICUだ。案内する」
「サンキュー、柚希」
俺は稜真と柾貴をICUに案内した。
エレベーターに乗り込み、1階に降り立ち、ICUのある東病棟に向かっていると救命救急の本田先生に掴まった。
「相馬先生!!心筋梗塞の患者が搬送されてきた。手伝ってくれ」
「えっ!?俺は今から・・・」
「すぐ済むから・・・」
「そう言われても・・・」
「人手が足りないんだ・・・」
救命は万年人手の足りない現場。
「ICUだろ?俺たちで探していくから…行ってやれ。柚希」
柾貴は俺の背中を押した。
俺は渋々、本田先生と救命の処置室に行った。