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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第15章 愛しき人
白衣姿の柚希からは消毒液と僅かだけど、煙草の匂いが香っていた。
高ぶった感情を叩きつけるような激しいキスだった。
「どうしたの?柚希」
「・・・俺らしくないな」
「えっ?」
「…晃祐さんに嫉妬した」
「ええ~っ?」
柚希が嫉妬?
嫉妬してくれると言うコトは私が好きな証拠だし、嬉しいけど。
柚希本人が言うように、柚希らしくない・・・
私は思わず、クスクス笑う。
「やっぱりおかしいよな・・・」
「私も奈那子さんに嫉妬しました」
「えっ?」
「私・・・大泉先生と中庭の見える硝子越しに、泣いてる奈那子さんを慰める柚希の姿を見たの」
「・・・だから、大泉先生に荷物を押し付けたのか?」
「うん」
素直に頷く。
「奈那子さんと柚希の関係は未だに、複雑な想いがあって・・・」
「眞…彩」
高ぶった感情を叩きつけるような激しいキスだった。
「どうしたの?柚希」
「・・・俺らしくないな」
「えっ?」
「…晃祐さんに嫉妬した」
「ええ~っ?」
柚希が嫉妬?
嫉妬してくれると言うコトは私が好きな証拠だし、嬉しいけど。
柚希本人が言うように、柚希らしくない・・・
私は思わず、クスクス笑う。
「やっぱりおかしいよな・・・」
「私も奈那子さんに嫉妬しました」
「えっ?」
「私・・・大泉先生と中庭の見える硝子越しに、泣いてる奈那子さんを慰める柚希の姿を見たの」
「・・・だから、大泉先生に荷物を押し付けたのか?」
「うん」
素直に頷く。
「奈那子さんと柚希の関係は未だに、複雑な想いがあって・・・」
「眞…彩」