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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第16章 結婚式前夜ー眞彩side-
パーティの参列者は拓真さんと小陽さん夫妻、お兄様と日葵ちゃん夫妻、稜真さんと奈那子さん夫妻と、後は独身者の柾貴さんと晃祐さんの合計8名。
「全員、独身で同性だけなら、バチェラーパーティまたはバチェロレッテパーティとなるのですが、あいにく、ほとんどの方が夫妻ですね」
「晃祐さんも早く、結婚すれば??」
「私はまだ・・・」
柚希に結婚を勧めれ、晃祐さんは言葉を濁した。
「結婚はいいよ~晃祐さん」
「桐生副社長まで・・・」
「独身の俺たちには肩身が狭いパーティですね・・・」
独身の柾貴さんが晃祐さんに話し掛ける。
「そうですね・・・まぁ、お互い独身ですし、仲良く致しましょうか?」
「そうだな」
二人は持っていたスパークリングワインの入ったグラスをカチンと合わせ、意気投合する。
「何食べるか分からないから・・・適当にチョイスして来た」
「ありがとう、柚希」
「柚希」
「柾貴、結婚披露宴が終わったら、自宅に戻るコトにした」
「新婚だと言うのに・・・両親と同居か?」
「まあな。爺ちゃんも退院するし」
「・・・そっか」
柾貴さんも祐早斗様の病状を知っていた。
「明日は出席出来るのか?」
「這ってでも、孫の晴れ舞台は見ると言っていた・・・。自力ではもう歩けないから・・・車椅子での、出席になると思うけどな」
「それはそれは・・・」
「・・・今度は柾貴の番だと言っていた・・・」
「俺はまだ・・・つーか相手居ないし・・・」
「全員、独身で同性だけなら、バチェラーパーティまたはバチェロレッテパーティとなるのですが、あいにく、ほとんどの方が夫妻ですね」
「晃祐さんも早く、結婚すれば??」
「私はまだ・・・」
柚希に結婚を勧めれ、晃祐さんは言葉を濁した。
「結婚はいいよ~晃祐さん」
「桐生副社長まで・・・」
「独身の俺たちには肩身が狭いパーティですね・・・」
独身の柾貴さんが晃祐さんに話し掛ける。
「そうですね・・・まぁ、お互い独身ですし、仲良く致しましょうか?」
「そうだな」
二人は持っていたスパークリングワインの入ったグラスをカチンと合わせ、意気投合する。
「何食べるか分からないから・・・適当にチョイスして来た」
「ありがとう、柚希」
「柚希」
「柾貴、結婚披露宴が終わったら、自宅に戻るコトにした」
「新婚だと言うのに・・・両親と同居か?」
「まあな。爺ちゃんも退院するし」
「・・・そっか」
柾貴さんも祐早斗様の病状を知っていた。
「明日は出席出来るのか?」
「這ってでも、孫の晴れ舞台は見ると言っていた・・・。自力ではもう歩けないから・・・車椅子での、出席になると思うけどな」
「それはそれは・・・」
「・・・今度は柾貴の番だと言っていた・・・」
「俺はまだ・・・つーか相手居ないし・・・」