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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第17章 結婚披露宴ー柚希side-
俺たちの挙式場所は大理石のヴァージンロードに、目にも鮮やかな気品溢れるステンドグラス、ヨーロピアンエレガンスが漂うチャペル。
祭壇脇には、チェロやバイオリンを持った演奏者たちが並んでいた。
俺と眞彩が選んだ挙式は「ソーナレ・ウエディング」
イタリア語で楽器を用いた結婚式。
先に父さんたちが入場し、俺はドアの前で待たされた。
両家の参列が終わったところで、ゆっくりとドアが開き、新郎の俺の入場となった。
一斉に拍手が沸く。軽快な音楽が奏でられる中、俺は何だか照れ臭く、祭壇前まで歩いた。
「お~い!柚希、こっち向けよ」
拓真さんが大声で俺を呼ぶので、立ち止まり、振り返った。
拓真さんの方を見れば、カシャと一眼レフのカメラで写真を撮られた。
拓真さんの隣には小陽さん、その隣には紡さんの姿。
俺は紡さんの元に歩み寄った。
「俺をダシにしたんだ。いきなり、離婚はするなよ」
「そうだ。ガータートスには参加してくれよ。紡さん」
「ガータートス??」
「独身男性限定だから・・・」
「お兄様、ガータートス知らないんですか?」
「なんだ?小陽知ってるのか??教えてくれ」
「私の口からは恥ずかしくて、言えません」
小陽さんは顔を真っ赤にした。
「俺と小陽の結婚式の時にもすれば、良かったな・・・」
「拓真さん、私が断固拒否したと思いますよ・・・」
「じゃあ」
俺は祭壇の前へと歩み寄り、花嫁の登場を待つ。
拓真さんたちが俺の緊張を解してくれた。
祭壇脇には、チェロやバイオリンを持った演奏者たちが並んでいた。
俺と眞彩が選んだ挙式は「ソーナレ・ウエディング」
イタリア語で楽器を用いた結婚式。
先に父さんたちが入場し、俺はドアの前で待たされた。
両家の参列が終わったところで、ゆっくりとドアが開き、新郎の俺の入場となった。
一斉に拍手が沸く。軽快な音楽が奏でられる中、俺は何だか照れ臭く、祭壇前まで歩いた。
「お~い!柚希、こっち向けよ」
拓真さんが大声で俺を呼ぶので、立ち止まり、振り返った。
拓真さんの方を見れば、カシャと一眼レフのカメラで写真を撮られた。
拓真さんの隣には小陽さん、その隣には紡さんの姿。
俺は紡さんの元に歩み寄った。
「俺をダシにしたんだ。いきなり、離婚はするなよ」
「そうだ。ガータートスには参加してくれよ。紡さん」
「ガータートス??」
「独身男性限定だから・・・」
「お兄様、ガータートス知らないんですか?」
「なんだ?小陽知ってるのか??教えてくれ」
「私の口からは恥ずかしくて、言えません」
小陽さんは顔を真っ赤にした。
「俺と小陽の結婚式の時にもすれば、良かったな・・・」
「拓真さん、私が断固拒否したと思いますよ・・・」
「じゃあ」
俺は祭壇の前へと歩み寄り、花嫁の登場を待つ。
拓真さんたちが俺の緊張を解してくれた。