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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第17章 結婚披露宴ー柚希side-
パイプオルガンの荘厳な調べとはまた別の調べがチャペル内に再び響き渡った。
目の前のステンドグラスが柔らかな光を受け、反射している。
ウエディングドレス姿の眞彩が父親と共に中へと入って来た。
二人の登場に一斉に拍手が沸き起こった。
大胆にあしらわれた大きなリボンがアクセント。
パイピンクとレースにビージングを施した甘すぎないテイストのドレス。
眞彩が歩く度、優雅に流れるようなフリルが揺れる。
ベール越しに見える眞彩の顔も緊張していた。
光沢のある純白のウエディングドレスに包まれた眞彩の姿。
俺は終生忘れない・・・
ようやく、眞彩が俺の前に到着した。
「頼んだよ。柚希君」
桐生社長が俺に囁き、参列席に戻る。
『早く嫁に行け』と眞彩に言っていたらしいけど、桐生社長の瞳は寂しげだった。
俺は眞彩の手を取り、優しく包んだ。
眞彩の口許にも至福の笑みが浮かぶ。
―ーーー俺たちは今から祭壇の前で永遠の愛を誓う。
目の前のステンドグラスが柔らかな光を受け、反射している。
ウエディングドレス姿の眞彩が父親と共に中へと入って来た。
二人の登場に一斉に拍手が沸き起こった。
大胆にあしらわれた大きなリボンがアクセント。
パイピンクとレースにビージングを施した甘すぎないテイストのドレス。
眞彩が歩く度、優雅に流れるようなフリルが揺れる。
ベール越しに見える眞彩の顔も緊張していた。
光沢のある純白のウエディングドレスに包まれた眞彩の姿。
俺は終生忘れない・・・
ようやく、眞彩が俺の前に到着した。
「頼んだよ。柚希君」
桐生社長が俺に囁き、参列席に戻る。
『早く嫁に行け』と眞彩に言っていたらしいけど、桐生社長の瞳は寂しげだった。
俺は眞彩の手を取り、優しく包んだ。
眞彩の口許にも至福の笑みが浮かぶ。
―ーーー俺たちは今から祭壇の前で永遠の愛を誓う。