この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第3章 思わぬ相手―眞彩side-
「あ・・うん。皆、お金がないし・・・私が奢る立場と言うか」
私は柚希に嘘を連ねる。
「眞彩のカラダが目当てなだけか・・・俺も眞彩のカラダは悪くないと思ってる。相性がいいからな」
カラダを褒めてくれてもちっとも嬉しくない。
柚希が私自身を見ていない証拠だから・・・
「私も柚希が一番だと思う」
心で思うキモチとは裏腹に話を合わせる。
「ありがとう」
私は無理に笑顔を作り、冷水を飲んだ。
隣のテーブルには予約席の立て札が置かれていた。
「どうぞ、こちらです。濱部様」
――――濱部様?
「あれ、眞彩ちゃん??」
「稜真さん??」
「えっ?柚希さん??」
知り合いの化粧品会社『ハートフル』社長・濱部稜真(ハマベリョウマ)さんと奥様の奈那子(ナナコ)さん夫妻だった。
柚希の顔が驚きで凍り付いていた。
私は柚希に嘘を連ねる。
「眞彩のカラダが目当てなだけか・・・俺も眞彩のカラダは悪くないと思ってる。相性がいいからな」
カラダを褒めてくれてもちっとも嬉しくない。
柚希が私自身を見ていない証拠だから・・・
「私も柚希が一番だと思う」
心で思うキモチとは裏腹に話を合わせる。
「ありがとう」
私は無理に笑顔を作り、冷水を飲んだ。
隣のテーブルには予約席の立て札が置かれていた。
「どうぞ、こちらです。濱部様」
――――濱部様?
「あれ、眞彩ちゃん??」
「稜真さん??」
「えっ?柚希さん??」
知り合いの化粧品会社『ハートフル』社長・濱部稜真(ハマベリョウマ)さんと奥様の奈那子(ナナコ)さん夫妻だった。
柚希の顔が驚きで凍り付いていた。