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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第19章 短い蜜月
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結婚披露宴から1週間ーーー・・・
相馬家での新婚生活も始まり、互いに仕事の都合ですれ違ってばかりになった。
私は里香と六本木のダイニングバーで食事をする。
「お酒は飲まないの?」
「うん・・・妊活中だからね・・・」
「結婚した途端、もう子作り??」
「両家の事情と言うか・・・」
ひ孫を切望しているのは祐早斗様だけではない。ウチのお爺様も早く桐生家と相馬家の血を引いたひ孫が見たいと言って来たのだ・・・
「両家の事情か・・・大変だね・・・」
里香がビールをオーダーする前で、ウーロン茶を飲む私。
「で、晃祐さんには私のコト話してくれた?」
「晃祐さん…彼女居るみたいよ」
「ええ~っ!?そうなの?残念・・・」
「柚希が柾貴さんにすればって言ってたよ」
「柾貴さん?あ・・・柚希さんの従弟か・・・うーん。彼は私のタイプじゃないんだけど・・・柾貴さんなら、紡さんは?防衛隊の制服とっても、目立っててカッコ良かったじゃない」
「紡さんは・・・結婚する気ない人よ」
「・・・せっかく、眞彩からウエディングブーケ貰ったのに…結婚する気ない人と付き合っても仕方ないか・・・」
「・・・」
里香ってハイスペックな男性がいいんだ・・・と改めて感じた。
「そうだ、じゃ大泉先生は?」
「大泉先生?」
「柚希の先輩ドクターで…今度医局長になる人なの」
結婚披露宴から1週間ーーー・・・
相馬家での新婚生活も始まり、互いに仕事の都合ですれ違ってばかりになった。
私は里香と六本木のダイニングバーで食事をする。
「お酒は飲まないの?」
「うん・・・妊活中だからね・・・」
「結婚した途端、もう子作り??」
「両家の事情と言うか・・・」
ひ孫を切望しているのは祐早斗様だけではない。ウチのお爺様も早く桐生家と相馬家の血を引いたひ孫が見たいと言って来たのだ・・・
「両家の事情か・・・大変だね・・・」
里香がビールをオーダーする前で、ウーロン茶を飲む私。
「で、晃祐さんには私のコト話してくれた?」
「晃祐さん…彼女居るみたいよ」
「ええ~っ!?そうなの?残念・・・」
「柚希が柾貴さんにすればって言ってたよ」
「柾貴さん?あ・・・柚希さんの従弟か・・・うーん。彼は私のタイプじゃないんだけど・・・柾貴さんなら、紡さんは?防衛隊の制服とっても、目立っててカッコ良かったじゃない」
「紡さんは・・・結婚する気ない人よ」
「・・・せっかく、眞彩からウエディングブーケ貰ったのに…結婚する気ない人と付き合っても仕方ないか・・・」
「・・・」
里香ってハイスペックな男性がいいんだ・・・と改めて感じた。
「そうだ、じゃ大泉先生は?」
「大泉先生?」
「柚希の先輩ドクターで…今度医局長になる人なの」