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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第20章 二人のカラダ
尿検査、内診、エコーと一通りの検査を受け、診察室に呼ばれた。
柚希も同席する。
「杉崎先生、結果?」
「相馬先生、おめでとう・・・パパよ!!奥様、妊娠7週目に入っています」
「・・・そう」
私と柚希は顔を突き合わせ、妊娠の喜びを分かち合う。
「心音が聞けるのは、2週間後ぐらいかしら…それまでは安静にね。奥様」
「はい」
私は初めての妊娠の手引き書とエコー写真のコピーを受け取り、柚希と廊下に出た。
外来診察の終えた待合は人気がなく、シーンと静まり返っていた。
「まずは、両家の爺ちゃんに報告だ」
「お義父さんやお義母さんに言わないと・・・」
「お前の両親にだって・・・」
「そうね・・・」
―ーーー皆が待ち望んだ相馬家と桐生家の血を受け継いだ赤ちゃんが私の胎内に宿っていた。
「もう…一人のカラダがないんだね・・・」
「お前は二人のカラダになった…俺は父親になる・・・責任重大だな・・・」
「柚希・・・」
柚希も同席する。
「杉崎先生、結果?」
「相馬先生、おめでとう・・・パパよ!!奥様、妊娠7週目に入っています」
「・・・そう」
私と柚希は顔を突き合わせ、妊娠の喜びを分かち合う。
「心音が聞けるのは、2週間後ぐらいかしら…それまでは安静にね。奥様」
「はい」
私は初めての妊娠の手引き書とエコー写真のコピーを受け取り、柚希と廊下に出た。
外来診察の終えた待合は人気がなく、シーンと静まり返っていた。
「まずは、両家の爺ちゃんに報告だ」
「お義父さんやお義母さんに言わないと・・・」
「お前の両親にだって・・・」
「そうね・・・」
―ーーー皆が待ち望んだ相馬家と桐生家の血を受け継いだ赤ちゃんが私の胎内に宿っていた。
「もう…一人のカラダがないんだね・・・」
「お前は二人のカラダになった…俺は父親になる・・・責任重大だな・・・」
「柚希・・・」