この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第20章 二人のカラダ
******
その日の夜、祐早斗様の寝室に二人で足を運んだ。
顔を合わせながら、直接私の妊娠を伝えたかった。
「・・・捺から訊いた・・・妊娠したそうだな・・・」
「・・・」
あれほど、お爺様には私が祐早斗様に直接と伝えると言い張り、念まで押したのに。
「妊娠7週目だって・・・まだ、赤ちゃんの心音はカラダがちぃちゃくて、確認できなかったけど・・・」
「そうか・・・俺もひ孫の顔を見るまで、生きないとな・・・」
自宅療養しながら、今は最近、認可された抗がん剤の投与。
祐早斗様の癌の進行は止まり、穏やかな日々を過ごせていた。
「爺ちゃん・・・」
「・・・祐早斗お前、医師としての仕事忙しいと思うが、眞彩ちゃんは普通のカラダじゃないんだ…労わってやるんだぞ」
「言われなくても、わかってるよ」
「なら、いい・・・」
祐早斗様はカラダを横たえる。
「爺ちゃん、倒すよ」
「頼む」
柚希はリモコンでベットを倒していった。
「柚希、ありがとう…俺のわがままを訊いてくれて」
「何言ってるの・・・俺だって望んだコトだ。子供が欲しいのは俺も眞彩も同じさ」
その日の夜、祐早斗様の寝室に二人で足を運んだ。
顔を合わせながら、直接私の妊娠を伝えたかった。
「・・・捺から訊いた・・・妊娠したそうだな・・・」
「・・・」
あれほど、お爺様には私が祐早斗様に直接と伝えると言い張り、念まで押したのに。
「妊娠7週目だって・・・まだ、赤ちゃんの心音はカラダがちぃちゃくて、確認できなかったけど・・・」
「そうか・・・俺もひ孫の顔を見るまで、生きないとな・・・」
自宅療養しながら、今は最近、認可された抗がん剤の投与。
祐早斗様の癌の進行は止まり、穏やかな日々を過ごせていた。
「爺ちゃん・・・」
「・・・祐早斗お前、医師としての仕事忙しいと思うが、眞彩ちゃんは普通のカラダじゃないんだ…労わってやるんだぞ」
「言われなくても、わかってるよ」
「なら、いい・・・」
祐早斗様はカラダを横たえる。
「爺ちゃん、倒すよ」
「頼む」
柚希はリモコンでベットを倒していった。
「柚希、ありがとう…俺のわがままを訊いてくれて」
「何言ってるの・・・俺だって望んだコトだ。子供が欲しいのは俺も眞彩も同じさ」