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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第20章 二人のカラダ
「私たちの二番目の子が柚希さんと眞彩の子供と同い年だなんて…嬉しいわ」

「・・・お前の所ももちろん、男児を望まれているよな」

「ん、あ・・・そうだな・・・俺としては桐生社長のように健康であれば、どちらでもいいんだけど」

「私も同じよ。柚希」

「健康に越したコトはないよな・・・」

「蓮なんて・・・葵が風邪引いて、熱出しただけで、大慌てだもん・・・」

「お前は心配じゃないのか?」

お兄様は膝に抱っこした葵ちゃんにたまごボーロを食べさせながら日葵に問いかけた。

「心配だけど・・・風邪ならすぐ治るし」

「お前って・・・マジで楽天家だな・・・日葵」

「心配性のお兄様と楽天家の日葵だから、上手くいくんじゃないの?」


「何?眞彩はそう思ってるのか?」


「うん」
私は強く頷いた。


「・・・蓮も結婚して、パパになって変わったな・・・」

「そう言う柚希だって、変わったじゃん。パパになれば、もっと変わるかも」


お兄様が変わったように、私達も親になれば変わるかもしれない。
そう思った。


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