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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第21章 妊娠経過
母体と胎児に負担の少ないよう、配慮し、詳しい検査を進めた。
俺が医局で、昨日の胎心エコー検査結果を見ていると、内線が入った。
相手は高木院長。
「検査結果を持って、院長室に来てくれ」と言われた。
「わかりました・・・」
言われた通り、検査結果を手に持って、院長室に足を運んだ。
「入れっ」
院長室に入ると、桐生様が居た・・・
「何故、眞彩は入院しているんだ?」
「それは・・・」
ウチの両親には話したが、爺ちゃんや桐生家には内密。
両親や桐生様に黙っているコトは眞彩の希望だった。
「・・・検査はまだ終わっていないようだが、検査結果を見せてくれ。柚希君」
俺は高木院長を促され、検査結果を渡した。
「・・・まぁ、座れっ。柚希」
「はい」
俺は桐生様の前に腰を下ろした。
高木院長は黙って、俺の隣に腰を下ろして、検査結果を真剣な眼差しで眺めた。
「・・・高木院長・・・俺と祐早斗のひ孫は何の病だ?」
「・・・そう急かさないでください。桐生会長」
「心配なんだ・・・」
心配なのは父親である俺も同じ。
俺が医局で、昨日の胎心エコー検査結果を見ていると、内線が入った。
相手は高木院長。
「検査結果を持って、院長室に来てくれ」と言われた。
「わかりました・・・」
言われた通り、検査結果を手に持って、院長室に足を運んだ。
「入れっ」
院長室に入ると、桐生様が居た・・・
「何故、眞彩は入院しているんだ?」
「それは・・・」
ウチの両親には話したが、爺ちゃんや桐生家には内密。
両親や桐生様に黙っているコトは眞彩の希望だった。
「・・・検査はまだ終わっていないようだが、検査結果を見せてくれ。柚希君」
俺は高木院長を促され、検査結果を渡した。
「・・・まぁ、座れっ。柚希」
「はい」
俺は桐生様の前に腰を下ろした。
高木院長は黙って、俺の隣に腰を下ろして、検査結果を真剣な眼差しで眺めた。
「・・・高木院長・・・俺と祐早斗のひ孫は何の病だ?」
「・・・そう急かさないでください。桐生会長」
「心配なんだ・・・」
心配なのは父親である俺も同じ。