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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第22章 初恋の想い出
ー柚希side-
眞彩とお腹の中の子供の医療チームが院内で結成された。
俺は初恋の人・彩名の為に医者を志したが、彩名の命を救うコトは出来なかった。
運命と言うのは時には残酷なモノで、まだ生まれてもいない我が子が彩名と同じ先天性の心臓疾患とは。
「代われるものなら、代わってやりたいな・・・」
「爺ちゃん・・・どうして、知ってるの?」
「強引に捺から訊き出したんだ・・・」
爺ちゃんは赤ちゃんの病を桐生会長から訊き出していた。
「柚希…お前は我が子の命を救う為に、神様がお前を医者にしたのかもな・・・」
「爺ちゃん…俺・・・」
「絶対に死なさせてはいけないぞ。
相馬家と桐生家の繋がりの証。そして、お前と眞彩さんの子供だ」
「分かってるよ」
爺ちゃんの言う通り、医者が天職になったのは我が子の命を救う為だったのかもしれない。
眞彩とお腹の中の子供の医療チームが院内で結成された。
俺は初恋の人・彩名の為に医者を志したが、彩名の命を救うコトは出来なかった。
運命と言うのは時には残酷なモノで、まだ生まれてもいない我が子が彩名と同じ先天性の心臓疾患とは。
「代われるものなら、代わってやりたいな・・・」
「爺ちゃん・・・どうして、知ってるの?」
「強引に捺から訊き出したんだ・・・」
爺ちゃんは赤ちゃんの病を桐生会長から訊き出していた。
「柚希…お前は我が子の命を救う為に、神様がお前を医者にしたのかもな・・・」
「爺ちゃん…俺・・・」
「絶対に死なさせてはいけないぞ。
相馬家と桐生家の繋がりの証。そして、お前と眞彩さんの子供だ」
「分かってるよ」
爺ちゃんの言う通り、医者が天職になったのは我が子の命を救う為だったのかもしれない。