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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第22章 初恋の想い出
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それからの眞彩は出産まで、入院生活を余儀なくされた。
「柚希」
俺は時間があれば、眞彩の病室に足を運んだ。
「後少しの辛抱だ。眞彩」
「うん」
俺は大きくなった眞彩のお腹を摩る。
「大泉先生から訊いたわよ」
「えっ?」
「この子の為に頑張ってるって・・・」
「あ…まぁ~執刀するのは院長だけど・・・俺はあくまで助手だ」
「・・・助手でもこの子の手術に立ち会うんでしょ」
「まあな」
眞彩のお腹から帝王切開で、その子を取り出し、その後は早急に手術室に運び、心臓手術を行う手はずになっていた。
院長が執刀する。
成功率は他の医者の比べて高いが、決して簡単な手術じゃない。
俺自身、我が子の手術に立ち会う。
万が一、俺の目の前で逝くかもしれない。
その時の覚悟も必要だったーーー・・・
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それからの眞彩は出産まで、入院生活を余儀なくされた。
「柚希」
俺は時間があれば、眞彩の病室に足を運んだ。
「後少しの辛抱だ。眞彩」
「うん」
俺は大きくなった眞彩のお腹を摩る。
「大泉先生から訊いたわよ」
「えっ?」
「この子の為に頑張ってるって・・・」
「あ…まぁ~執刀するのは院長だけど・・・俺はあくまで助手だ」
「・・・助手でもこの子の手術に立ち会うんでしょ」
「まあな」
眞彩のお腹から帝王切開で、その子を取り出し、その後は早急に手術室に運び、心臓手術を行う手はずになっていた。
院長が執刀する。
成功率は他の医者の比べて高いが、決して簡単な手術じゃない。
俺自身、我が子の手術に立ち会う。
万が一、俺の目の前で逝くかもしれない。
その時の覚悟も必要だったーーー・・・