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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第4章 見合い相手は御曹司
亡くなった婆ちゃんとの間に生まれたのは母と叔母さん…娘二人。
母が婿養子を貰い、相馬家本家を継いだ。
俺が医者を志し始めたのは幼なじみの彩名の影響だった。彼女は生まれながらにして重い心臓病を患って、入退院を繰り返していた。俺と彩名は幼いながらも、将来結婚するコトを誓っていた。しかし、彩名は稜真のせいで、9歳で亡くなった。
その後いろいろと有り、俺は医者でも防衛隊の医者・・・医官を志した。防衛大医学部に進学して、無事に卒業した。
でも、爺ちゃんは医官には猛反対。俺は爺ちゃんの出した条件をクリアできず、泣く泣く医官の道は諦めて・・・普通の医者になった。
今度は『結婚しろ』、『ひ孫を見せろ』とうるさい。
俺は結婚する気ないーーー・・・
「このままだとお前の代で相馬家本家は終わってしまう」
「そうだね」
俺は適当に相槌した。
「お前はそれでいいと思ってるのか?柚希」
「あんまり、怒ると心臓に障るよ」
「・・・」
爺ちゃんは諦めたのか再び口を閉ざした。
母が婿養子を貰い、相馬家本家を継いだ。
俺が医者を志し始めたのは幼なじみの彩名の影響だった。彼女は生まれながらにして重い心臓病を患って、入退院を繰り返していた。俺と彩名は幼いながらも、将来結婚するコトを誓っていた。しかし、彩名は稜真のせいで、9歳で亡くなった。
その後いろいろと有り、俺は医者でも防衛隊の医者・・・医官を志した。防衛大医学部に進学して、無事に卒業した。
でも、爺ちゃんは医官には猛反対。俺は爺ちゃんの出した条件をクリアできず、泣く泣く医官の道は諦めて・・・普通の医者になった。
今度は『結婚しろ』、『ひ孫を見せろ』とうるさい。
俺は結婚する気ないーーー・・・
「このままだとお前の代で相馬家本家は終わってしまう」
「そうだね」
俺は適当に相槌した。
「お前はそれでいいと思ってるのか?柚希」
「あんまり、怒ると心臓に障るよ」
「・・・」
爺ちゃんは諦めたのか再び口を閉ざした。