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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第4章 見合い相手は御曹司
「紡君が相手では…しょうがない。諦めるんだな・・・柚希」
「俺は別に・・・」
「残念だな・・・柚希。眞彩さんはとてもいい子なのに・・・」
父まで俺を慰める。
「父さん、爺ちゃんはこの通り元気だから…さっさと出社したら?」
俺は眉間にシワを寄せて吐き捨てた。
「そうだな。じゃ眞彩さん、行こうか?」
「はい、相馬社長」
二人は俺と爺ちゃんを残して、病室を出る。
眞彩の見合い相手・・・誰か気になってはいたけど、紡さんとは。
紡さんは俺と同じ非婚主義者。誰と見合いしたって絶対断る。
眞彩との見合いも破談だな・・・
―――――俺は知らず知らずの間に安堵していた。
俺の中で眞彩の存在が少しだけ変わり始めていた・・・
「俺は別に・・・」
「残念だな・・・柚希。眞彩さんはとてもいい子なのに・・・」
父まで俺を慰める。
「父さん、爺ちゃんはこの通り元気だから…さっさと出社したら?」
俺は眉間にシワを寄せて吐き捨てた。
「そうだな。じゃ眞彩さん、行こうか?」
「はい、相馬社長」
二人は俺と爺ちゃんを残して、病室を出る。
眞彩の見合い相手・・・誰か気になってはいたけど、紡さんとは。
紡さんは俺と同じ非婚主義者。誰と見合いしたって絶対断る。
眞彩との見合いも破談だな・・・
―――――俺は知らず知らずの間に安堵していた。
俺の中で眞彩の存在が少しだけ変わり始めていた・・・