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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第4章 見合い相手は御曹司
紡さんは防衛隊空軍・戦闘機のエースパイロット。
元総理のご子息で防衛隊に入隊されたのは紡さんが初めて。
紡さんは防衛隊の紺の制服に身を包んでいた。制帽を脱いで、爽やかに笑うと私を見た。
「今日の見合い相手って…眞彩ちゃんだよな」
「あ、はい」
「俺は友人の結婚披露宴でホテルに来ただけだ。彼女と会ったのはほんの偶然です。紡さん」
「ふうん、そうだったのか・・・何だか・・・仲良さそうに話していたから。声かけづらかったよ」
「眞彩と俺は何もありませんから・・・」
「冷静な柚希が何慌てて言い訳してるんだ?」
「それは・・・」
「父上たちが待ってるし、行こうか?眞彩ちゃん」
「あ、はい」
「じゃあな。柚希。また、ゆっくり飲みながら話しようぜ」
「はい・・・」
私は紡さんに急かされ、椅子から立ち上がった。
元総理のご子息で防衛隊に入隊されたのは紡さんが初めて。
紡さんは防衛隊の紺の制服に身を包んでいた。制帽を脱いで、爽やかに笑うと私を見た。
「今日の見合い相手って…眞彩ちゃんだよな」
「あ、はい」
「俺は友人の結婚披露宴でホテルに来ただけだ。彼女と会ったのはほんの偶然です。紡さん」
「ふうん、そうだったのか・・・何だか・・・仲良さそうに話していたから。声かけづらかったよ」
「眞彩と俺は何もありませんから・・・」
「冷静な柚希が何慌てて言い訳してるんだ?」
「それは・・・」
「父上たちが待ってるし、行こうか?眞彩ちゃん」
「あ、はい」
「じゃあな。柚希。また、ゆっくり飲みながら話しようぜ」
「はい・・・」
私は紡さんに急かされ、椅子から立ち上がった。