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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第6章 桐生家の面々ー眞彩side-
ダイニングルームに行くと父と母、祖父と家族全員が揃っていた。
「主役の眞彩が来たぞ!!」
祖父が私を大声で呼んで普段は自分の脇にある父が座る椅子に座るよう促した。
「でかしたぞ。眞彩お前は蓮でも出来なかったコトを成し遂げた。後は結婚に向かってまっしぐらに進むんだ」
「お爺様…私・・・」
「新居は悪いが、蓮の邸宅を二世帯住宅に改装するから…待ってろ」
「はぁ?俺達と紡さん達、同居させるのか?」
「玄関は2ヵ所にするから・・・安心しろっ」
「爺ちゃん?俺の話訊いてないだろ?」
「ウチよりも広い敷地の家だ。2世帯にしても問題ない。まぁ、伊集院夫妻も住めるように3世帯にするか・・・」
「爺ちゃん!!?」
お兄様は目くじら立ててお爺様に訴えるけど、お爺様は自分に都合の悪いコトは年を取って耳が遠いから聞えないと言いワケするか、聞えない振りをする。
今は完全無視。聞えない振りをしている。
「父さん、新婚の時位、二人でマンション借りて住ませた方がいいかと思いますよ」
「それもそうかもしれんな。悪い…眞彩。その方が早くひ孫の顔も見れるかもしれないな」
「主役の眞彩が来たぞ!!」
祖父が私を大声で呼んで普段は自分の脇にある父が座る椅子に座るよう促した。
「でかしたぞ。眞彩お前は蓮でも出来なかったコトを成し遂げた。後は結婚に向かってまっしぐらに進むんだ」
「お爺様…私・・・」
「新居は悪いが、蓮の邸宅を二世帯住宅に改装するから…待ってろ」
「はぁ?俺達と紡さん達、同居させるのか?」
「玄関は2ヵ所にするから・・・安心しろっ」
「爺ちゃん?俺の話訊いてないだろ?」
「ウチよりも広い敷地の家だ。2世帯にしても問題ない。まぁ、伊集院夫妻も住めるように3世帯にするか・・・」
「爺ちゃん!!?」
お兄様は目くじら立ててお爺様に訴えるけど、お爺様は自分に都合の悪いコトは年を取って耳が遠いから聞えないと言いワケするか、聞えない振りをする。
今は完全無視。聞えない振りをしている。
「父さん、新婚の時位、二人でマンション借りて住ませた方がいいかと思いますよ」
「それもそうかもしれんな。悪い…眞彩。その方が早くひ孫の顔も見れるかもしれないな」