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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第6章 桐生家の面々ー眞彩side-
お爺様主催の私と紡さんの婚約祝賀会??が始まった。
昨日の今日で紡さんの言葉は桐生家に大きな波紋を投げる。
「ところで、話は変わるが・・・祐早斗の具合はどうだ?まだ、入院しているんだろ?」
「柚希の話では明後日退院できるかもしれないと言ってました」
「では退院前に見舞いに行っておこうか・・・」
お爺様はちょび髭を弄り、お酒を煽る。
3歳年上の相馬様は良く入院されるが、お爺様は元気があり余り過ぎる。社長の父や副社長のお兄様には煙たがられているけど、そんなのはお構いなし。
10年前にお婆様を肺癌で亡くした時はさすがのお爺様も参って、暫く立ち直れなかった。
このまま、お婆様を追って死んじゃうんじゃないかと私達は心配した。
でも、今はすっかり立ち直り、桐生家の当主として君臨し続けている・・・
お父様が当主を継ぐ日はまだまだ遠いかもしれない。
昨日の今日で紡さんの言葉は桐生家に大きな波紋を投げる。
「ところで、話は変わるが・・・祐早斗の具合はどうだ?まだ、入院しているんだろ?」
「柚希の話では明後日退院できるかもしれないと言ってました」
「では退院前に見舞いに行っておこうか・・・」
お爺様はちょび髭を弄り、お酒を煽る。
3歳年上の相馬様は良く入院されるが、お爺様は元気があり余り過ぎる。社長の父や副社長のお兄様には煙たがられているけど、そんなのはお構いなし。
10年前にお婆様を肺癌で亡くした時はさすがのお爺様も参って、暫く立ち直れなかった。
このまま、お婆様を追って死んじゃうんじゃないかと私達は心配した。
でも、今はすっかり立ち直り、桐生家の当主として君臨し続けている・・・
お父様が当主を継ぐ日はまだまだ遠いかもしれない。