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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第7章 いきなり入籍??
-柚希side-
「これより、ペースメーカーの埋め込み手術を行います。メス」
俺は助手からメスを受け取り、患者の右の鎖骨下の胸部にメスの刃先を向けた。
そしてそのまま皮膚にメスを当て、4,5センチ切開していく。
皮下にペースメーカーを入れる小さなポケットを作った。
鎖骨下を走る静脈に沿ってリード線をレントゲンのモニターで確認しながらゆっくりと心臓の中に挿入していく。
手術に要する時間は1~2時間程度。
何事もなく無事に終えて、マスクを取り、手を洗っていた。
「相馬先生…彼女と熱海に行くって本当ですか?」
手術に付き添った麻酔医の林先生が俺に問いかけた。彼女は元セフレ。
「大泉先生から訊きましたよ。特定の彼女が出来て・・・結婚前提だって」
「え、あ・・・」
「おめでとうございます」
「・・・」
俺は何て言えばいいのか分からず、黙って手術着を脱ぎ、患者の家族の元に急いだ。
「これより、ペースメーカーの埋め込み手術を行います。メス」
俺は助手からメスを受け取り、患者の右の鎖骨下の胸部にメスの刃先を向けた。
そしてそのまま皮膚にメスを当て、4,5センチ切開していく。
皮下にペースメーカーを入れる小さなポケットを作った。
鎖骨下を走る静脈に沿ってリード線をレントゲンのモニターで確認しながらゆっくりと心臓の中に挿入していく。
手術に要する時間は1~2時間程度。
何事もなく無事に終えて、マスクを取り、手を洗っていた。
「相馬先生…彼女と熱海に行くって本当ですか?」
手術に付き添った麻酔医の林先生が俺に問いかけた。彼女は元セフレ。
「大泉先生から訊きましたよ。特定の彼女が出来て・・・結婚前提だって」
「え、あ・・・」
「おめでとうございます」
「・・・」
俺は何て言えばいいのか分からず、黙って手術着を脱ぎ、患者の家族の元に急いだ。