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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第8章 夫婦初めての共同作業ー眞彩side-
ずっとワインセラーで眠らせていたとっておきのワインで私達の入籍を祝った。
高級ワインで有名なボルドー産の赤ワイン。ビーフシチューとの相性は抜群。
「このワインわね。
柚希が産まれた年のワインなの」
「29年物ってコトですか?」
「そうよ。いつか・・・柚希が私達に妻となる女性を紹介した時に4人で飲もうと尚貴さんと心に決めていたの」
「俺が結婚しなきゃ~日の目を見るコトなかったんだ・・・」
「そうね・・・」
早祐さんはグラスの中のワインの液体を揺らし、味わいながら口に含んだ。
「柚希、言っておくが・・・眞彩さんは社内でも人気が高いんだぞ。所謂『ソーマ』の高嶺の花的な存在なんだ。
そんな眞彩さんをお前は射止めたんだ。幸せにするんだぞ!!」
「社長、高嶺の花は余計ですよ」
「俺は眞彩を不幸にはしない。溺愛するよ」
「柚希!!?」
セフレから妻に昇格したのは嬉しいけど、別人のようにしれっと情熱的なコトを言う柚希に正直、戸惑ってばかり。
高級ワインで有名なボルドー産の赤ワイン。ビーフシチューとの相性は抜群。
「このワインわね。
柚希が産まれた年のワインなの」
「29年物ってコトですか?」
「そうよ。いつか・・・柚希が私達に妻となる女性を紹介した時に4人で飲もうと尚貴さんと心に決めていたの」
「俺が結婚しなきゃ~日の目を見るコトなかったんだ・・・」
「そうね・・・」
早祐さんはグラスの中のワインの液体を揺らし、味わいながら口に含んだ。
「柚希、言っておくが・・・眞彩さんは社内でも人気が高いんだぞ。所謂『ソーマ』の高嶺の花的な存在なんだ。
そんな眞彩さんをお前は射止めたんだ。幸せにするんだぞ!!」
「社長、高嶺の花は余計ですよ」
「俺は眞彩を不幸にはしない。溺愛するよ」
「柚希!!?」
セフレから妻に昇格したのは嬉しいけど、別人のようにしれっと情熱的なコトを言う柚希に正直、戸惑ってばかり。