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小悪魔な狼
第1章 一話 翻弄
 フッと灯りが消えるように、そっと宮地の顔が近づいた。唇に触れた、柔らかい感触。優しい気配。それは、最後に囀りのような音を立て、余韻を残して飛び立った。

「……ね、あかり先輩」

 宮地は恋人を慈しむかのような目をして、私の頭を撫でた。
 この男は、こんな人間だっただろうか。いや、違う。目の前で妖艶に微笑む彼は、もう私の知っている宮地ではなかった。
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