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契約的束縛ー羞恥公開調教
第7章 調教師の誘惑

人身売買の方は、日本にもう1ヶ所あるCross sels(クロスシールズ)の方が1人出したようだ。
「こちらは‥‥後半月近く掛かるか‥‥」
堕ちた女を、闇医者が手掛ける病院に渡したからと言って、簡単に記憶が全て消える訳も無い。
注射と外科的処置を用い、時間を掛けて記憶だけを消してゆく。
その間に女の足跡消し。
本郷を筆頭に、組を使って女の経歴と行動範囲を洗い出し、足が付かないように処理していく。
この2つが終わって、初めて商品として女を海外に出せるようになる。
「仕事と居住は解決済み‥
後は行動範囲から、サツに渡らないようにする根回し」
知人友人程面倒くさいものは無い。
それを調べ出し、海外にでも行くと連絡並びに言い含めるのも、こちらの仕事。
海外と違い、日本のサツの捜査は厳しい。
慎重に慎重を重ね、誰も疑問に思わないように手配しないと、こちらにも被害が及ぶ。
定期的に場所を変えているから、見付かるリスクはかなり抑えられているが、それでも用心するのに越した事は無い。
違法なのはこちら、それは十分理解しているからだ。
「・・・
そう言えば、今日は誰も居なかったんだな」

