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契約的束縛ー羞恥公開調教
第7章 調教師の誘惑

「ん・・・もっ‥‥と・・・水・・・」
なるほど、高熱のせいで喉が渇いていたのか。
また水を含み美波に口付ける。
「んっ・・・」
まだ水が欲しいのか、それとも無意識なのか、俺の舌に絡む小さな美波の舌。
久しく無かったキスの感覚に、美波の唇全てを奪い取ってしまいそうになるのはどうしてだ?
「・・・・・」
魅惑を無理やり断ち切り、何度も水を含み美波にキス。
「ん・・・はぁ・・・」
「・・・美波・・・」
・・不思議な感覚・・
この俺が、美波の意識半分のこの表情とキスだけで‥‥欲しいと思うなど・・・
欲情とは少し違うかも知れない、だが心の奥に確かにある劣情。
何故美波に、こんな感情を持つんだ??
「・・・・・ん」
十分水分を取ったのか、美波は俺の腕の中で力無く寄り掛かっている。
その弱々しい躰を、しっかり抱き締めて見た。
(熱い・・・)
熱があるから当たり前だが、火照った美波の躰が気持ち良いと思う。
こう‥‥ずっと抱き締めていたいような・・・
「・・・・・」
今はそんな事より美波の躰を冷やす方が先。
頭では分かっているが、なかなか抱き締めている腕を離す気になれない。

